天界というと、多くの人は玉帝様がお住まいの場所としてイメージされると思います。そして、玉帝様といえば「穹高之至」という言葉があります。これは何かというと、玉帝様が住んでいる場所の高さを表す言葉です。その高さは一体どの程度なのでしょうか。
天界は一般的に3層からなるとされています。一番上の層がのどかで自然が豊かな極楽と呼ばれ、中層に人の住む場所があり、最下層には魔神や罪人が封じられている地獄があるといわれています。
玉帝様が住んでいる場所は、この3層の上に位置しているとされています。その高さは3000里(約1万2千㎞)から8万里(約32万㎞)にも及ぶとされています。さすがに地球の直径がおよそ1万2千㎞であることを考えると、想像をはるかに超える高度です。
玉帝様がこんなに高い場所に住んでいるのは、天上界を統治する天帝・少昊の力を借りているからだといわれています。
少昊というのは、古代中国の伝説上の天皇です。彼は太陽神であり、さまざまな怪物を滅ぼしたり、疫病を鎮めるために活躍したといわれています。
そんな少昊が、玉帝様の隣に住まわれているということは、天の統治において玉帝様が最高位であることを示しています。そして、天帝によって統治される天界は、この2人の協力によって成り立っているのです。
玉帝様の穹高なうえに、天帝・少昊という偉大な存在の協力があるからこそ、天界はその存在感を放っているのでしょう。天職に捧げる二人の尽力に、私たちは感謝を表することしかできません。
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